2006年06月09日
世界の壁
今回は日本人選手の可能性についての、投稿がありましたので自分の考える現状と可能性を、お伝えしようと思います。
日本の特に男子のテニスですが、ご指摘のように体格のハンディは誰の目から見ても明らかです。しかし、僕が感じるのは環境の差が一番の原因だと思います。
その差はジュニアの時からあり、日本では学校が終わって練習は5時頃から始まりますが、海外では昼過ぎには帰宅して練習を始めています。たとえ同じ時間練習してもその疲労度の蓄積は相当にものになり、それは選手の集中力につながり、練習の質の部分に直結してきます。
一般になると、海外遠征が始まります。しかし、プロ1年目から海外遠征が出来るほど、経済的に恵まれた選手などそういません。毎年、その年のトップで卒業したジュニアにチャンスがあるかないかといったところでしょう。
ヨーロッパの選手などは国境を越えて遠征することは精神的にも経済的にもたいした負担にはならず、毎年たくさんの選手がツアーを廻り始めます。しかも、各国でひっきりなしにトーナメントがあるので、常にしのぎを削る戦いが出来ます。特にこの部分で女子選手との大きな差が出てくると僕は感じています。
女子の選手は男子を相手に出来るため、常に自分より強い相手と国内でプレー出来ます。
しかし、男子は海外に行かなければ、それだけの環境を手に入れることは難しいです。
それと練習環境とコーチの問題もあります。
国内ですら、いいコーチといつも練習できる環境を手に入れるのはかなりの経費を必要とします。
それと世界を知っている指導者が日本に一体何人いるか?という問題もあります。
挙げたらまだまだありますが、その環境を整備しようとしている人、世界のテニスを勉強して指導者を目指している人、そしてその中でも高いモチベーションを保ち世界を目指して選手達と、様々な角度から挑戦しているジュニア達とその関係者がいることは紛れもない事実です。
ですから僕は可能性はないとはと思っていません。沢山の応援とサポートがあればきっと日本からも世界で戦っていける選手が現れると思いますし、今自分がその育成をやっているので必ず実現したいと思っています。
日本の特に男子のテニスですが、ご指摘のように体格のハンディは誰の目から見ても明らかです。しかし、僕が感じるのは環境の差が一番の原因だと思います。
その差はジュニアの時からあり、日本では学校が終わって練習は5時頃から始まりますが、海外では昼過ぎには帰宅して練習を始めています。たとえ同じ時間練習してもその疲労度の蓄積は相当にものになり、それは選手の集中力につながり、練習の質の部分に直結してきます。
一般になると、海外遠征が始まります。しかし、プロ1年目から海外遠征が出来るほど、経済的に恵まれた選手などそういません。毎年、その年のトップで卒業したジュニアにチャンスがあるかないかといったところでしょう。
ヨーロッパの選手などは国境を越えて遠征することは精神的にも経済的にもたいした負担にはならず、毎年たくさんの選手がツアーを廻り始めます。しかも、各国でひっきりなしにトーナメントがあるので、常にしのぎを削る戦いが出来ます。特にこの部分で女子選手との大きな差が出てくると僕は感じています。
女子の選手は男子を相手に出来るため、常に自分より強い相手と国内でプレー出来ます。
しかし、男子は海外に行かなければ、それだけの環境を手に入れることは難しいです。
それと練習環境とコーチの問題もあります。
国内ですら、いいコーチといつも練習できる環境を手に入れるのはかなりの経費を必要とします。
それと世界を知っている指導者が日本に一体何人いるか?という問題もあります。
挙げたらまだまだありますが、その環境を整備しようとしている人、世界のテニスを勉強して指導者を目指している人、そしてその中でも高いモチベーションを保ち世界を目指して選手達と、様々な角度から挑戦しているジュニア達とその関係者がいることは紛れもない事実です。
ですから僕は可能性はないとはと思っていません。沢山の応援とサポートがあればきっと日本からも世界で戦っていける選手が現れると思いますし、今自分がその育成をやっているので必ず実現したいと思っています。
投稿者 増田健太郎 12:12 | トラックバック(0)