MASUKEN BLOG - Masuda Kentaro OFFICIAL BLOG

残念ながら愛ちゃんのシングルと、ダブルスが終わってしまいました。昨日のシングルの相手はとにかく大柄な体格で、ハードヒッターな相手でした。
どこからでもいきなりエースを狙ってくるので、ペースが非常につかみにくそうでした。残念ですが、この後のミックスダブルス頑張ってほしいです。
会場はジュニアの試合も始まり、更に人があふれてきました。
会場にはヘンマンヒル（昨年引退したイギリスのティム・ヘンマンの試合を観るために作られたと聞いています）と呼ばれる丘があり、そこに大きなテレビモニターを設置して、センターコートに入れない人たちが試合を観られるようになっています。
その丘も今日は人でいっぱいでした。

ヘンマンヒルはこんな感じで人がいっぱいでした。

今回初めて雨による中断がありました。
コートには一斉にカバーが掛けられますが、あれがどんなタイミングで行われるかご存知ですか？
通常の大会での中断は、各コートでの選手の主張や、主審が判断して、各コート中断に入るタイミングはまちまちです。
でもウィンブルドンはアナウンスもないのに、各コート一斉にカバーが掛けられます。
自分も去年初めてそのことを知ったのですが、会場のあちらこちらによーく見ると、こんな数字があるのです。これをコートサイドに必ず待機しているボーラーの部隊が見ていて、数字が１なら問題なし、２ならスタンバイ、３でカバー開始、４でカバー解除となっているらしいです。
事実今も数字は３でカバーがかかった状態です。
大会側は常にレーダーを見て判断しているので、とにかく行動が正確ですばやいです。
晴れていてもあと２０分後に強い雨が来るから、まだ試合には入りませんというアナウンスが流れ、実際その通りになるくらい正確です。
そんな訳で今会場はこんな感じです。

昨日夜１７時超えて愛ちゃんのシングルスが入りました。とにかく攻撃的なプレーで、２ndセットを落としても全く怯まず、最後は相手を圧倒する形で勝利しました。
森田、波形組みのダブルスも４日目にして本戦に欠場が出てラッキールーザーで本戦に入りました。
女子のグランドスラムの、特にシングルスではなかなかラッキールーザーが出ないそうです。理由はポイントが他の大会に比べて非常に多く獲得出来ることと、賞金は本戦に参加出来るだけで１８０万～２００万円獲得出来るからだそうです。（２００９年からこの格差は見直されるそうですが）
男子は他の大会と比べてそこまでポイントの差がないですし、賞金もそこまで格差はありません。
今回も女子のシングルスは１つの欠場もあませんでした。
だからこそみんな必死でトップ１００位を目指すんですね。これがグランドスラム本戦のボーダーラインになりますから・・・。

今日は愛ちゃん、藍子ちゃん共にダブルスに勝ちました。
二人ともストレートでしっかり勝利しました。

今回のウィンブルドンで愛ちゃんは、グランドスラム５７回連続出場だそうです。これは過去最高で記録だそうで、ギネスブックものだそうです。まだまだ延ばしていってほしいですね。それにしても凄すぎる・・・。

今日はジョコビッチが負けるという波乱がありました。相手はサフィンなのでありえる敗退ですが、優勝候補の一人だっただけに驚きです。
全仏優勝のイノバビッチもマッチポイントを取られる所まで追い込まれていました。やっぱり芝のコートは怖いですね。波乱が起こりそうになると、選手のラウンジのテレビの前には人が群がります。今日も沢山の選手達が、ラウンジのテレビの前で群がっていました。

今日は愛ちゃんと藍子ちゃんの試合がありました。
愛ちゃんは最初から素晴らしい集中力で、終始相手をリードして勝利しました。
藍子ちゃんは１３シード相手にセカンドタイブレークを取り、チャンスを作りましたが勝つことは出来ませんでした。
今回初めて女子の選手を見る機会を与えてもらっていますが、試合前の練習から直前のアップにかけて凄い集中力が発揮しています。
女子の世界も凄まじくレベルが上がっているのを感じました。

本戦が始まりました。今日は藤原、錦織の２名の日本人選手の試合がありました。
藤原さんは残念ながら、逆転負け、圭はやはり腹筋が完治していないようで、途中棄権という結果でした。
藤原さんはグランドスラムの初勝利まであと少しだったのに残念です。での怪我から復帰して予選を勝ちあがれた事はきっと今後の自信になると思います。
圭は非常に悔しい思いをしていると思いますが、まずはしっかり怪我を完治させて、また１００％のプレーを見せてもらいたいと思います。

たくさんの日本の方々が圭の応援をしていました。

今日は朝からウィンブルドンの会場に行き、杉山愛ちゃんのヒッティングを行いました。
午後の練習の最後には雨が降り出し、コートにカバーがかかってしまいました。
明日からの天気がちょっと心配です。
今日からホテルを移動して、藍子ちゃんのコーチの原田夏希と部屋をシェアしています。
いつもこの時期利用しているとのことで、大きなスイートの部屋を用意してくれました。

今日は午前中本戦の会場の練習コートで、藍子ちゃんのヒッティングを行いました。
練習コートは会場とは別に用意されていて、会場のコートは試合前には１時間ほどしか使うことが出来ない為、みんなこの練習コートで練習を行います。
選手も続々と登場し、横ではシャラポワが練習し、午後はフェデラーが練習を行っていました。
藍子ちゃんの調子も良く、練習とトレーニングをしっかり行っていました。
それにしてもフェデラーの練習の適当さときたら半端じゃありません。
いつも遊び感覚でテニスして、ボールとの感覚だけをつかんでいる感じ。でも本気で打った時の球はやっぱり凄いです。

残念、豪は負けてしまいました。
ファイナル８－１０（グランドスラムはファイナルセットタイブレークなしの為）で夜２１時を過ぎていました。
何度があったブレークポイントをものに出来なかったのが悔やまれます。
着実にプレーの質は上がって、昨年よりも高いランキングで望めています。大事なのはまた次に向けての活動です。
次はＵＳオープンへの本戦ダイレクトインを目指しての活動になります。とにかくファイトです。

予選一回戦勝ちました。
最初から素晴らしい勢いでプレーしていました。
少しサービスキープにてこずりましたが、足もしっかり動き、プレーに集中していました。
残念ながら、その後行われたダブルスは負けてしまいました。明日は２回戦があります。

試合後のインタビューの様子

藍子ちゃん達と合流しました。
今日はみんなで中華で食事でした。いろんな話で盛り上がり楽しい食事でした。

いよいよ明日からウィンブルドンの予選がスタートします。
２日間会場でしっかり練習が出来ました。
会場は本戦の会場とは違う場所で行われます。
芝のコートが大きなグランドの一部に作ってあるといった感じです。こういう作り方は日本じゃ考えられないなぁ。

今日はナダルと圭の試合がありました。
試合はファイナル６－３でナダルが勝ちましたが、圭は全く打ち負けることなく、芝のコートで効果的なショットを打ち、何度もナダルを追い詰めていました。
ショットの攻撃力は十分通用しているので、あとはほんの少しのミスショットを減らせれば、勝っていてもおかしくない内容でした。
これからが楽しみです。
豪もしっかり練習、トレーニングして次に備えています。
明日はオフを取り、明後日からウィンブルドンの予選の会場で練習をスタートします。

毎日練習が続いています。
いろんな選手に声を掛けたり、掛けられたりで日々の練習相手が決まって行きます。
今日は午前中は韓国の選手で、午後は試合相手だったドイツの選手。
もう明後日の土曜日までの練習相手が決まっています。
今日は練習後、少し肺活系を刺激する為、ミドルスプリントを行いました。
試合期間中はどうしてもトレーニングが不足してくるので、とても大事です。
試合の方はシード勢がスタートしました。
会場は朝から長蛇の列で、スタンドはいつも満員でヨーロッパに来ると、いつもテニスの文化の違いを感じてしまいます。

クィーンズの会場は赤に統一されてとても綺麗です。

クイーンズ予選は、一回戦で残念ながら負けてしまいました。
午後はインドのアムリトラジと練習。これからウィンブルドンに向けて、芝のコートに慣れる為に練習です。
去年もここクイーンズの練習コートでひたすら練習して、ウィンブルドンに向かった記憶が・・・。
夜は圭と豪の３人で今日は中華でした。イギリスはとにかく食事があまり美味しくないので大変です。

ロンドンに無事到着。
やっぱり天気は曇りでした。ホテルに夕方５時頃到着して、その後会場に行きました。
会場にはＡＴＰのオフィシャルカーのベンツが送迎。選手一人、一人にお迎えが来ます。やっぱりグランプリはいいなぁ。
今は明日のドローが出来上がるのを待っています。あー時差で眠い・・・。

今日は赤羽で練習後、三鷹のスクールへ。
明日から豪とロンドンへ出発。夜は支度に追われました。

三鷹のスクールで。

今日のナショナルの練習は、添田、岩渕、竜馬、昂の４名でした。
午後は戸塚で綾希子の指導。
手首を傷めてリハビリ中なので、とにかくオンコートでのトレーニングの日々が続いています。
今日もテニスにつながる動きをトレーニング。
怪我をしている時の活動は、とにかく大事。しっかりトレーニングして以前より強い体作りを目指しています。

今日は同期のプロテニスプレーヤーの、石井弘樹が自宅に来ました。
彼は今、地元山梨でテニスクラブを運営して、ジュニア育成にも力を入れています。
今後の彼の活躍とそのジュニア達にも期待したいです。